Himekaのひとりごと

※タイトル変えました。元のタイトルは「理科大の女子大生がシリコンバレーに来てみたら」

口永良部島の話を聞いて鹿児島人が思うこと

少しタイムリーな口永良部島の話。

噴火により島民の避難指示が出て、たくさんのニュースで取り上げられています。

警戒レベル5ってすごいですよね。

ちなみに普段の桜島は3です。

引き上げられることもありますが。

 

噴火が落ち着き元の生活に戻れることを願いつつ、

ニュースを見ての違和感を少し書きたいと思います。

 

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火山と隣り合わせに生活する って、想像できますか?

高校まで鹿児島にいて、桜島の噴火は当たり前の

生活だった私にとって、

上京当初は周りの人が噴火を異常に感じることが

不思議でならなかったです。

 

今日、ニュースを見ていると、専門家などと言って話す人も

現地で暮らす人はこのような事態に備えているらしいですから・・・

なんて、曖昧なことを言うんです。

どんな対策をしているのか、

専門家なのに見たことないんですか?

と、思います。

まして、中には、

なんでそんな危ない地域に住んでいるんだろうとか

思う人もいるでしょう。

 

鹿児島の人だって、降灰には悩まされます。

でも、桜島がなくなればいいのにと思う人はいないと思います。

県外に出て帰省したら、桜島を見る人は多いはず。

 

なぜって、火山があるのが当たり前だからだと思います。

シラス台地で稲作は向かないから畑作でさつまいもを作るようになった。

畜産が盛んになり、さつま黒毛和牛や黒豚、地鶏ができた。

温泉が湧くし、地熱発電砂蒸し温泉ができた。

 

だから、鹿児島を訪れたことのない人には必ず一度行くことを勧めます。

もちろん自分の故郷だからということもありますが

火山とともに在る生活ってどんなものか体験してほしい。

 

台風もよく来ます。都会ほど電車やバスの本数もありません。

それでも、一度訪れてみてほしい。

 

きっと、南国の雰囲気にびっくりするはず。笑

今は東京(成田ー鹿児島間)でジェットスターを利用すれば

片道2時間5400円〜で行けます。

羽田からでも安くて10000円〜ありますよ。

(鹿児島の人は親切な人が多いです、道も教えてくれるはず)

 

本土最南端、なかなか行く機会がない地域だからこそ

“〜らしいよ” なんて曖昧な知識で片付けるのではなくて

現地の土を踏んで、食べて、見てほしいと思います。

 

そんな私は、次いつ帰省しようか悩むところです笑

 

hime