Himekaのひとりごと

※タイトル変えました。元のタイトルは「理科大の女子大生がシリコンバレーに来てみたら」

歩きスマホがだめな理由を別の視点から考える

先日、車椅子を押して街中を歩く機会がありました。

車椅子で東京の歩道を移動するのは難しいことだと思いますか?コンクリートで埋め固まっているし、狭いとはいえ車道と区切られているのでさほど難しくないだろうと考えていました。
 
実際に押すと結構難しい。
そして、怖いです。
 
歩道ガタガタとか、狭いとか、そういった問題はもちろんあるのだけれど、意外と斜めになっているんですよね。歩いてると気がつかない程度の傾斜が、車椅子をまっすぐ進ませてくれません。ぼーっとしてたら電柱にぶつかりそうになるとかしょっちゅうです。
 
なにより、歩きスマホの人が怖い。車椅子に乗っていると、予想以上に低いんです。歩きスマホをする人は、目線が下なので気付きそうなものですが、ちょうど携帯で隠れるようで、気づいたときには足に当たる直前なんてことも。車椅子に乗る側からすると、気付いてくれるかわからない人を避けるために効かない小回りを効かせたり、止まったりします。(狭い歩道で止まることほど迷惑なことはない)
 
私も歩きスマホをすることがあるのですが(ごめんなさい)、いざとなれば避けられると思っています。でも、避けられるかどうかより、その行動が車椅子の人をはじめ、相手に怖い思いをさせていることが問題だなと気付きました。
 
だから、歩きスマホはやめましょうという結論になるのですが、その理由は自分たちが危ないからではなく、他の人に怖い思いをさせないために。