Himekaのひとりごと

※タイトル変えました。元のタイトルは「理科大の女子大生がシリコンバレーに来てみたら」

2週間寝込んで学んだこと①

 

タイトルの通り、2週間発熱のため寝込んでおりました。

原因不明の発熱と頭痛で一言では表せないほど大変でしたが

ずいぶん多くのことを学ばせていただきました。

 

ということで

”2週間寝込んで学んだこと” シリーズとして

何回かに分けて書いていきます(連載っぽい!)

 

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今回、同じ病院に2度お世話になりました。

1度目は夜間救急でした。夜間は原因を突き止めて処置する必要があるため

必然的に検査が多くなる傾向があるようで。

それは要らないんじゃ・・・というものまで受けました。

結局原因は分からず入院をと言われましたが、断わりました。

理由は、髄膜炎の可能性があるから検査入院、という方針が

腑に落ちなかったから。

髄膜炎は頭痛、発熱の他に吐気や首を曲げられないという症状が出るそうです。

でも、後者の症状がまだ出ていないにも関わらず決めつけるのは

少々早いのではないかと思ったんですね。

もちろん早期発見になるのかもしれませんが。

髄膜炎の検査は、背中から髄液を取って検査します。

痛いので身体への負担は大きいし、金銭的な負担もなかなかです。

 

現在の医療は、原因(病名)をつけてから治療をします。

それまではひたすら原因を見つける検査をします。

髄液を取るためには頭部CTを取らなければ出来ないそうです。

脳出血などがあると危険だからだそうですが・・・

 

そして2度目は救急車で運ばれました。

初めての救急車で、利用してよいものか迷ったのですが

そんな時に相談できる電話番号があります。

ここにかけると看護師さんが出て、相談に乗ってくれます。

 

病院に着くと、また2日前と同じ検査をすると言われました。

担当医が違い、カルテに書かれた原因不明というものに納得いかないようでした。

またしても入院を勧められましたが、お断りしました。

 

原因不明というのは私も怖かったので、頭痛と発熱で当てはまる病気を

かなり調べました。

その中で疑問に感じたのが、この二つだけの症状に当てはまる病気は

いくつか存在するのに、病院では一度も疑われなかったことです。

例えば慢性疲労症候群心因性発熱(ストレス性高体温症)など。

 

恐らく、これらの病気はまだ治療法が見つかっておらず、対処できないために

後回し、あるいは認知されていなかったのではと思います。

現に、慢性疲労症候群は大阪に専門医が一人いるだけで、

まだ国も正式に難病指定していない病気ですが、軽度のものなら

発症している女性は少なくないと言われています。

 

ポピュラーな病気や、治療可能な病気だけではなく

必要な情報は患者に正確に伝えられるほうが信頼できるのではと思いました。

 

それから、これは少し偏った話かもしれませんが、

人間の身体はもともと自然治癒力が備わっています。

原因を突き止めることは治療において大切かもしれませんが

もっと自然治癒力を高めて回復させる方法を取るべきだと思います。

 

例えば、病院ですぐ出来ることとして点滴。

腎盂炎の際に嫌というほど打ったのでもうこりごりですが、食事や水分を

経口摂取出来ない場合は必要だと思います。

 

もちろん、治ったから言えること、かもしれませんが(笑)

 

まだまだ医療現場には問題点が多いと思いました。

いつか、終末医療含め、解決したいですね。

 

 

後日談ですが、救急車に乗るのに緊張しすぎて

車内で体温を計ると熱が2度下がっていました。

よほど汗をかいたようです(笑)

病院に着くころには元にもどりましたが・・・

 

次は全く関係ない話ですが、ひきつづき!

 

 

Hime